歯周内科治療
歯周病(歯槽膿漏)は初期のもの以外は治すことができず進行を止めることが精一杯でした。
ところが薬で治す方法が見つかったのです。
顕微鏡で原因の菌を特定し、薬でこれを退治する訳です。
歯周内科治療とは
歯周内科治療とは、薬を服用して口の中の細菌を除去する治療法です。歯周病の原因となる細菌やカビによって歯茎が炎症を起こし、歯を支えている骨が溶けてしまうことを防ぐために行われます。
歯周内科治療は、通常の歯周基本治療(プラークコントロールや歯垢・歯石の除去など)に加えて行われる場合が多く、重度の歯周病や再発した場合に有効です。
≪こんな症状の方はご相談下さい≫
・時々口の中に出血がある。膿がでる。
・咬むと痛い。
・口臭、ネバネバ感がする。
・時々歯が浮いた感じがする。
・歯肉が時々腫れる、赤味がある
・冷たいものがしみる。
歯周内科治療で服用する薬
歯周内科治療で服用する薬は、ジスロマックという抗生剤がよく使われます⁴。ジスロマックは、1日2錠を3日間続けると、約1週間の効果があります。ジスロマックの効果としては、口の中のバイオフィルム(歯垢や歯石を覆っている膜)を壊す働きがあります。
*一部保険外治療(自費)になることもあります。
お気軽にご相談下さい。